Archive for the ‘about Books*’ Category

読む考える悩む学ぶ考える読む…

 本を読む本 という本を読み終えた。今回は内容を吸収するべくして読んでいたので、かなり時間がかかってしまったが、大した問題ではないだろう。これまでの読書を見直そうと思って手にした本だったが、これが予想以上の代物だった。  書かれていることは、基本的にノンフィクション向けだ。フィクションものに関する項目もあるが、明らかにとってつけたような内容で、妄想で楽しめるものに関しては説明不要とでも言いたげである。  また、再読をすべき本であることは間違いない。読書をする際の基本的姿勢が書かれているから、この本を軸に進めていくのが適当だろうと思う。いきなり上達するようなことではないだろうから、学んでは進んで、進んでは学んでを繰り返していくのではないか。少なくとも、私はそうやって進めて行こうとしている。  この本の目次は以下のとおり。 第一部 読書の意味 第二部 分析読書 第三部 文学の読かた 第四部 読書の最終目標  書かれていることは、非常に分かり易い。読書の意味を考えるところから始め、読書の第一レベルから第四レベルまで詳細に説明がなされている。点検読書、分析読書と進み、最終的には同様の主題で書かれた本を複数本読みしていくシントピカル読書にまで到達しようぜと、著者は語る。そのレベルに到達してこそ、真の読書体験だと言うわけだ。なるほど、分かり易く書かれているが、いざ実践となるとどれだけ困難であるかというのが分かる内容でもある。  点検読書というのは、目次や序文を含め、拾い読みや表面読みをすることで、どういった本であるかを判断する方法。書評ブログなどに目次が延々と記載されているのは、本に書かれた情報を明示することの重要性を分かっているからなのだろうと察する。そして、次の段階がいよいよ分析読書である。本を分類し、内容を解釈し、問題を浮き彫りにしていく。それらに対してどう批判するか、していくか。なるほどな。今後は、主にこれらを意識して読書をしていく必要があると痛感した次第だ。  その次に出てくる、シントピカル読書という言葉は初耳である。一人の著者だけでなく、複数の著者が同じ命題で書いた本を読み進め、分析し、そして批判していく方法のことをいうらしい。読んで終わりという形態ではすまさないどころか、さらに奥深くまで追求すべきなのだと著者は熱く語る。なるほど。そこまで到達できたら、読書の質もかなり変わってくるだろうな。  とまぁ、読書メモともいえないような内容を書き連ねてしまったが、この本の全てを分かってはいないので仕方がない。次に手にするノンフィクションは決まっているから、その本を読み進めながら上記の方法を実践していこうと思う。その中で分かったことがあれば、この場に書き記そう。うん。学びながら進むのだよ。それが一番だ。

本を読んだ上での感想分。

 博士が愛した数式。今日、読み終わりました。  記憶が 80 分しか保てない元数学教授。家政婦派遣会社に勤める主婦とその息子、3 人の物語です。  映画化もされていると思いますが、どちらも未体験な私は今回、小説の方にチャレンジしてみました。  いやぁ、凄い面白かったです。  しんみりとしんみりと、最後までしんみりとしているように感じました。家政婦の視点で進むんですけど、博士に対する心境の変化もさることながら、数学そのものの話もとても面白かった。私自身、数学が好きだったのもあって、その部分でも何度も唸ってしまいました。やっぱり面白いよなぁ、数学って。うん。  博士の数学に対する愛情もまた、好きでした。中学生時代、◯◯を証明せよという問いが好きで、受験中でもそればかりやっていたのを思い出してしまいましたね。うん、色々と痺れるところが多かった物語でした。  描写にしろ比喩にしろ、表現がうまいなぁと思いながら読み進めていたんですけど、私が一番に気に入った部分はやっぱりこれ。空気感でした。  空気そのものまで目に浮かぶような描写が本当に上手いなぁと。3 人の身の回りに流れる空気と心境の中の空気、その両方がとても心地よかったというか。家政婦の語り口調も、それに貢献していたようにも思えますし、見事でしたよね、これは。物語自体の起伏もさほどない中での、この空気感。むしろ、空気感でなんとかなってたんだじゃないかというぐらいでした。感服しました、はい。  いやぁ、凄い面白かったです。  物書きでいこうとしているからには、やはり学ぶべき部分が多い本というのは嬉しいものです。参考にすべき部分も吸収すべき部分も多かったので、活かせていければと思います。うん、活かさないとね。  また、初めて接する著者に関しては少なくとも 3 冊は読むようにしています。1 冊だけで判断するのは失礼なのかなぁと思いつつ、そうしているのですが、この方の本は 1 冊で十分じゃないでしょうか。他の本も読んでみたいと思ったのは言うまでもないんですけどね。はい。  さて、次は何を読もうかなぁ。

終の住処を選ぶ方々の後ろ姿。

 尾道には 空き屋再生プロジェクト という NPO 団体がありまして、尾道市にいくつも点在する空き屋を再生して活用しようぜ!という、それはそれは本当に熱い思いを胸に、活動されている団体があるんですよ。尾道には本当に空き屋が多くて、このままではあかん!何とかしないと!というのが活動理由なんだと思われる方々です。詳しくはホムペの方をご覧下さいまし。  で、今日はその方々が主催の、空き屋をみんなでひたすら見て回ろうぜ!というイベント、空き屋めぐりツアーに参加してきました。なんといっても、再生プロジェクトの一員?なのでありますの、私。えぇ、実はね。うんうん。参加する立場ですけどね、えぇ。  今回、詳細を理解せずに、ひとまず参加してみるぜーという状態で現場に向かいました。集合場所に行ってから知ったんですけど、20 人程の参加者がいらっしゃいましたね。若い方から年配?な方まで、幅の広い年齢層でした。  で、色々と見て回ったんですが。  もうね、この参加者たち、空き屋を求めてツアーに参加してるっぽいんですよ。空き屋を買いに来たというのが正確でしょうか。話を聞いていると、どうやらそういう方々らしいのです。 『 土地付きで 300 万です 』『 ここはすでに契約が決まっていて… 』『 ここは軽トラがギリギリ入って来れるので、改修作業もしやすいです… 』等々の、かなり具体的な話がばんばん飛び交ってるんですよ。そうか!そんなに本気か!みたいな。そういうツアーなのね!という、参加途中でやっと主旨を理解する様というね。ふむふむ、そんなにするのかーなんて知った風に頷いている場合じゃないぜってなもんです、はい。  説明されているスタッフの中に、一級建築士の方もいらっしゃいました。再生プロジェクトに携わっている方のようで、参加者の具体的な質問にバシバシと答えていらっしゃいましたね。もう、質問する方もされる方も凄いのなんの。  そうか、みんな、空き屋と空き屋から見える風景が本当に好きなんだなぁと、感じたんです。数時間で。はい。  まぁ、確かに、そこは魅力ですよ。狭い路地を抜けて抜けて、我が家が現れる。窓からは瀬戸内海と島々が堪能出来る、と。そりゃ、気持ち良いですよ、本当に。  今回は、何気に参加しただけですけど、空き屋に関しても色々と勉強になりました。空き屋を求める人と求められる人、それぞれの心境なども多少なりに分かったので、そこも参加して良かったなと思えた部分でした。なかなかないですよ、こんな機会は。  しっかし、真剣に我が家を検討する方々の後ろ姿、格好良かったなぁ。頭の中には、改修後の我が家( 基本、空き屋は人が住んでいない状態なので、ボロボロだったりします。その為の工事です )がリアルに存在してるんだろうなぁと思うとね、いやぁ、羨ましいです。家をデザインするのも良いもんだって思います。はい。  いつか、僕もそこに住みたいなぁと思うのかな。今はまったく、まったくじゃないけど、そこまで住みたい!という気持ちはないんだけどな。どうだろうかなぁ。  でもまぁ、再生プロジェクトには今後も関わっていこうと、勉強させていただこうと思っていますので、がっついていきたいと思います。はい。 【 追記 】 その様子を撮影しちゃったりしています。詳しくは こちら に。動画もちょいと撮ってます。こちら でどうぞ。

悔しかったり悲しかったり,切なかったり眠かったりで今朝というスタートを切ったところです

失うという行為は,内容問わず,心が切なさや悲しさで満たされてしまいがちです。 昨日から今日にかけての私も,そのような状況でした。 外付け HDD が見事に吹っ飛んでしまうという,アクシデントといえばアクシデントという状態に陥ってしまったのです。 もちろん,中身は色々なモノが入ってました。悲しさの大きさはそれぞれ違いますけど,その中でも一番にダメージが大きいのが,過去に作ったロゴデザインであります。

葛藤や恍惚,様々なもの

何となくつらつらと最近の本について。